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大分教員採用汚職 「口利き」の実態

9 月 26th, 2008 by 番記者O

asahi.com「二宮被告『口利き4ルート』供述 大分県教委汚職公判」

大分県の教員採用汚職事件で、商品券100万円分を受け取ったとして収賄罪に問われている元県教委教育審議監、二宮政人被告(62)の第2回公判が25日、大分地裁(宮本孝文裁判長)であった。二宮元審議監は07年度の小学校教員採用試験について、合格依頼の口利きルートが4通り存在し、合格者41人のうち21人が不正合格だったと供述した。

あ、2007年度のことですね。2006年度は、どうだったのでしょう?
さて、影響は・・・?

検察側は懲役1年6カ月、追徴金100万円を求刑、弁護側は執行猶予付きの判決を求めて結審した。判決公判は11月6日の予定。

二宮元審議監は弁護側の被告人質問で、審議監だった06年にあった07年度の小学校教員採用試験の合格者41人のうち、30人について口利きがあったと供述。うち自分に依頼があったのは7人で、5人が不正に合格したと述べた。

ほかに口利きがあった23人は、当時教育長だった深田秀生氏(61)、前任の教育審議監の末富士郎・元大分大教授(64)、義務教育課長だった現教育審議監の富松哲博容疑者(60)=収賄容疑で逮捕=の3人が依頼を受けたと説明。自分の分も含む4通りの「口利きリスト」が富松審議監のフロッピーディスクに残っており、県警の調べで見せられたと話した。

二宮元審議監はさらに、教職員1課長(現・義務教育課長)だった03、04年度試験と審議監だった06、07年度試験で、いずれも小中学校計50人程度の合格依頼を受けたと供述。03、04年度は上司の教育次長(現在は教育審議監)への分と合わせ、合格依頼は100件以上にのぼったと述べた。

口利きを受けたうち、合格を部下に強く指示したのは小中学校5人ずつ程度で、その依頼者は、主に県議や県教委の各教育事務所長、市町村教育長だったと明かした。

弁護側は地裁に対し、「口利きリスト」の開示を検察側に命じるよう求めていたが、宮本裁判長は退けた。


大分合同新聞「二宮被告公判 『重要な依頼』○印」

教員採用をめぐる汚職事件で、収賄の罪に問われた元県教委参事兼教育審議監で前由布市教育長の二宮政人被告(62)の第二回公判が二十五日、大分地裁(宮本孝文裁判長)で開かれた。被告人質問で二宮被告は口利きの実態について語り、口利きの“窓口”だった教育次長(現・教育審議監)と担当課長で合わせて毎年、百人ほどの口利き依頼があったことを明らかにした。また、特に重要な人物からの依頼は「口利きリスト」に○印を付けていたと述べた。
口利きの人数の内訳は、小学校の教員は、次長と課長でそれぞれ三十人ほど。中学校は次長と課長でそれぞれ二十人ほど。このうち次長と課長がそれぞれの判断で五人ずつ、計二十人ほどに○印を付けていたという。
○印を付ける重要な人物は「教育行政をやっていく上で大きな力をいただいている人。県議さんや教育事務所の所長、市町村の教育長が主だった」と証言した。
弁護側は「口利きリスト」を証拠として開示するよう求めたが、検察側は「情状面で必要とは思われず、プライバシーの侵害など弊害もある」と述べ、地裁も検察側の意見を採用し、これを退けた。
起訴状によると、二宮被告は二〇〇七年度の小学校教員採用試験で、元義務教育課参事、矢野哲郎(52)と、妻で元小学校教頭のかおる(51)両被告夫婦の長女の採用試験の便宜の見返りに、〇六年九月九日と十月二十八日の二回、大分市内の飲食店で、哲郎被告から商品券計百万円を受け取った―とされる。

生々しいなぁ。想像はつきますが。

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