刑務所を出た人間が、また罪を犯す「再犯率」は、専門家によるとおよそ5割といわれています。
来年度から施行される刑務所の新しい法律では、この高い再犯率を下げるために、自らの罪と向き合う様々な、しょく罪教育を実施するとしています。
残された人生が長くない受刑者もいる医療刑務所で、いかに罪と向き合っていくのか、塀の中を取材しました。
「カメラ初取材 「罪と人生」医療刑務所の長い日々」(毎日放送『Voice』)
ふーむ・・・。
〔追記〕(2010年1月8日14時20分記す)
上記はデッドリンクとなっているため、「Voice」トップへのリンクに変更しました。
ここ数年分の過去ログはあるようですが、残念ながら上記のログは見当たりません。
ご了承ください。(追記ここまで)
ここは、普通の病院ではありません。
横たわっているのは、手術を終えたばかりの「受刑者」です。
大阪医療刑務所。
西日本各地の刑務所から、重い病を患った受刑者達が送られてきます。
ある男性は覚せい剤の常用者。
現在、肺ガンが転移し、上半身がガンに侵されています。
〈受刑者A(覚せい剤取締り法違反)〉
「もう長いことはないやろうと思う。子どもが出来たんですわ。まだ3歳でね…会いたいですね」
全身に刺青がある受刑者。
暴力団組員です。
〈受刑者B〉
「(刺青は)仁王に竜が巻きついているんです。胸に、悪性のものができとるかもわからへん。ここできちっと検査せなあかんって」
医療刑務所では、刑期を残したまま最期を迎える者も、少なくありません。
集中治療室で、1人の受刑者と出会いました。
1年前、危篤状態で、他の刑務所から移送されてきました。
今も、下半身の感覚は無く、末期症状にあります。
〈受刑者(67)〉
(Q.刑務所はいってどれくらい?)
「36年目かなぁ。覚せい剤で、完全に狂ってしまってね。それで、せんでもいい人を殺してしまって、残虐な殺し方したんですよね。無期懲役うたれて」
覚せい剤乱用から、内縁の妻を惨殺しました。
今、やせ衰えた67歳の姿に、凶悪犯の面影はありません。
〈受刑者(67)〉
「夜寝る時なんかに、今でもはっきりと現場のことを思い出す。あとどのくらい、生きられるかわらないけど…。謝罪しようと思っています」
その涙に、真実は宿っているのでしょうか?
彼らは経理係と呼ばれ、初犯で犯罪傾向の進んでいない受刑者たちで、病人でもありません。
彼らの役割は、構内の掃除や服の洗濯。
そして重要なのが、受刑者たちの食事を作ることです。
医療刑務所では、病気の症状に合わせて、メニューが違います。
この病院食を作るのも、彼ら自身です。
病院食は、栄養士の管理の下調理されます。
〈受刑者C(恐喝未遂)〉
「にんじんは極力薄く切ってくれとか言われますね。病院食なので、必要以上に神経を使う」
11月、もう1度あの受刑者を訪ねました。
ガンと下半身の神経の痛みで、眠れない夜が続いているといいます。
そんな時は、きまって犯罪のことを思い出すと話します。
〈受刑者(67)〉
「本当に反省しているのは、かつて自分もそうだったけれど、10人に8,9人おらんと思いますよ。歳をとるにつれて、自分の犯した罪が、だんだん大きく見えてきた。もう死ぬ年齢に達してきたものだから」
月に1回の牧師との面会。
これまで、1度も話したことのなかった事件の詳細を、語りはじめました。
〈受刑者(67)〉
「先生に聞いてもらいたいことが、ほんとにたくさんあるんです…自分が死ぬ前に。昭和44年の事件ですけどね、1分1秒のことまで覚えています。内縁の、つきあっていた人間ですよ。電話の受話器、あるでしょう。昔の黒い電話だから。あれでね、ひどい殺し方をしたんですよね」
ポツリポツリ話し始めた36年前の事件。
しかし、まだ戸惑いはあります。
〈浦上結慈牧師〉
「みんな心の中にあるね、小部屋の時計の針を動かしたいんですよ。でもね、やっぱり問題が大きいから、逃げるんですよ」
〈受刑者(67)〉
「まだ反省がたりないから、刑務所もださない。刑務所の中で十分苦しみなさいと…言われているような気がしてしょうがないです」
『全てを語りつくしたい』
死を前にして初めて口にした言葉は、しょく罪へとつながるのでしょうか?
・・・。
〔追記2〕(2010年1月8日14時30分記す)
上記ログが残っておりませんので、参考となるであろうサイトを以下に。
神戸新聞「4.医療刑務所 刑執行のため治療尽くす/高齢者犯罪のいま-第3部 塀の中で」
(魚拓)

はじめまして!
私の知り合いが今大阪医療刑務所で
死を待っているみたいです。
検索しているうちにたどり着きました。
なんだか寂しいものですね。
ど、どーも。。
なんとお返事したらよいのやら。(汗
うーん・・・。
これ、ソースが消失してしまっているのが・・・。