いつか日のあたる日まで
9月の台風14号で被害を受け、全線運休中の高千穂鉄道・川水流(かわずる)駅(宮崎県北方町)で、運転士や保線作業員らが水につかった書類の天日干し作業に追われている。
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日之影バイパス部分開通の頃、横を走る列車に「いつか乗りたい」と思ったものです。
この地出身の知人と、今では連絡も取れません。
いつか「やつ」を訪ね、この列車に乗れることを・・・。
同駅周辺は台風ではんらんした五ケ瀬川の濁流にのまれた。復旧の見込みは立っていないが、運転士らは連日出勤。泥まみれになった線路や鉄橋の図面など五、六百枚をホームに並べ、雑巾(ぞうきん)やたわしでこすって汚れを落とす。
入社11年目の斉藤拓由(ひろよし)運転士(30)は「これが本当の仕事ではないからつらい。でもこの鉄道が復活する時に絶対に必要な書類だからと自分に言い聞かせています」と話す。また、運転歴30年の黒木兵甫(たけとし)運転士(61)も「ハンドルを握れないことがこんなにつらいとは」とこぼす。