17日午前11時33分ごろ、那覇市おもろまち2丁目の工事現場から煙が出ているのを工事関係者が発見、119番通報した。那覇署によると黄リン弾のようなものとみられる。
あとどれだけの不発弾が、埋まっているのやら・・・。
那覇市消防本部によると、工事関係者の男性から「土を掘削中に弾のようなものが出てきて、煙が出ている」との通報があった。午後零時37分に陸上自衛隊が到着し、近隣住民を避難させ弾を処理した。
14日には糸満市で不発弾が爆発し、工事作業に従事していた男性が負傷する事故が起きている。
発見現場の隣のマンションに住む(中略)は「現場は2日ほど前から掘削作業をしていた。糸満の事故があったばかりだからすごく怖い」と心配そうに語った。
以下、関連する琉球新報のサイトから・・・。
「糸満市小波蔵で水道工事中に不発弾爆発 2人が重軽傷」
14日午前8時20分ごろ、糸満市小波蔵321番地付近の歩道で、建設業従業員(中略 以下中略箇所は従業員の方のお名前)が水道工事のため重機で掘削作業中、突然爆発が起こった。糸満署によると、作業中の重機が土中に埋まっていた不発弾に接触し、爆発した可能性が高いという。この爆発事故で、(中略)が顔面を負傷し重傷を負ったが、意識はあり、生命に別条はないという。現場裏の老人ホームの男性入所者(75)の1人が割れたガラス片で足に軽傷を負った。午前11時半現在、ほかにけが人は確認されていない。同署と糸満市消防本部が詳しい事故原因を調べている。
午後1時現在、けが人はほかに確認されていない。付近の住宅、寺の窓ガラスが割れるなどの被害もあった。糸満市によると、不発弾の有無などを探る工事前の磁気探査は実施していなかった。
爆発事故を受けて市や県は現場に職員を派遣し、被害を確認。訪米中の仲井真弘多知事にも報告された。那覇労働基準監督署や経済産業省原子力・安全保安院も現場を視察した。陸上自衛隊不発弾処理隊も現場に入った。
糸満署や県などによると、現場は糸満市発注の市道「真栄平・名城」線整備に伴う水道管敷設工事の際、重機が約1メートル掘削した地点で爆発が起きた。(中略)は重機で土中の石を割り、その除去作業中だった。重機先端のドリルが触れた衝撃で、不発弾が爆発したとみられる。当時、現場付近では(中略)を含め3人が作業していたという。同市道は開通していない。
大きな爆発音が一帯に響き、黄色い煙も目撃された。(中略)は南風原町の県立南部医療センターに搬送され、連絡を受けた家族が駆けつけた。
「沖縄偕生園」では窓ガラス104枚が割れた。爆発当時、入所者の多くが食事中で、窓付近にはいなかった。爆風で付近の建物が揺れ、街灯が傾くなどの被害も確認された。
現場では県警の捜査員約20人が実況検分し、ショベルカーや爆発してえぐれた地面を調べていた。爆発で地面が直径4メートルほどえぐれ、土や石が辺りに散らばっていた。
県警から「爆発現場近くに信管らしきものがある」という連絡を受けた陸自が識別のため現場に入った。
県内の不発弾事故では、1974年に那覇市小禄で園児4人が死亡、87年に那覇市長田で1人が死亡、89年に伊江村東江上で1人が死亡している。
1948年8月 伊江島で戦争当時の不発弾を島外に運び出す作業をしていた米軍弾薬処理船(LCT)が爆発。民間の連絡船と同じ伊江港を利用していたため乗客、船員、出迎えなど死者106人、負傷73人、8家屋が全焼
66年10月 金武村(当時)海兵隊演習場で薬きょう拾いの女性が不発弾爆発で死亡
74年3月 那覇市小禄の私立幼稚園横の下水道工事現場で不発弾爆発。4人死亡、34人重軽傷。家屋損壊80戸、車両被害41台
75年5月 知念村(現南城市)知念で護岸の上で白煙が噴出し、突然爆発。小学生2人が顔面にやけど
75年9月 伊良部町(現宮古島市)佐良浜で不発弾切断中に爆発。死者1人
76年7月 浦添市内間で不発弾に小中学生が石を投げつけ爆発。4人が重軽傷
78年4月 豊見城村(当時)我那覇で雑木を焼却中に不発弾が爆発。1人けが
78年7月 南風原町新川で原野火災が発生し不発弾が爆発。消防隊員2人けが
84年11月 嘉手納町水釜で不発弾を可燃処理物のドラム缶に投げ入れて爆発。小学生が足に裂傷
87年1月 那覇市長田で旧日本軍砲弾を解体作業中に爆発。1人死亡
89年4月 伊江村東江上で草刈り機が不発弾に触れ爆発。1人死亡
91年12月 糸満市大里で廃材焼却中に爆発。1人けが
95年 宮古島の住宅地で50キロ爆弾が爆発、民家の門柱などを壊した
97年11月 嘉手納町水釜の民家庭先で草刈り中に不発弾が爆発。1人が負傷
2001年6月 具志頭村(現八重瀬町)安里の土地改良工事現場で作業員が削岩作業中、地中で爆発して白煙を上げている不発弾を発見。けが人なし
01年6月 西原町マリンタウンプロジェクト埋め立て地で整地作業中のブルドーザーが黄りん弾の不発弾を踏み爆発、運転していた男性が頭部に軽傷。同月だけで同じ現場で4件の発火、爆発事故が発生
08年7月 那覇市首里末吉町の工事現場で不発弾らしきものから煙が出ていると110番通報
仲井真弘多知事は16日、糸満市不発弾爆発事故で同市小波蔵の事故現場を視察し、糸満署や市の職員から事故状況や水道工事の経緯などの説明を受けた。知事は視察後、記者団に対し「沖縄では、民間、公共工事であれ、国が全部(磁気探査を)やるべきだ。国が徹底して取り組んでほしい」と一部でしか実施されていない民間事業も含め、事前の磁気探査の徹底について必要性を強調した。
知事は、爆発現場で糸満市の国吉真光建設部長から説明を受け、「すごい衝撃だったのだろう」と印象を語り、爆発後の陥没状況や破片の飛散距離などについて細かく尋ねた。
被害者への補償について知事は「国家賠償の責任の有無は、延々と続く。当時(1974年の那覇市小禄の爆発事故)の賠償、補償関係を踏まえて、対応を検討したい」と述べた。
併せて、窓ガラス約100枚が破損した特別養護老人ホーム「沖縄偕生園」も視察し、被害状況の報告を受けた。知事は「大変でしたね。県もやれることはやるので、元気を出してください」と入所者を励ました。
磁気探査の民間からの申請は現在、県防災危機管理課が受け付け、優先順位を付けて補助している。
過去を過去のまま放置しておく訳にはいかない、のだと感じる次第です・・・。

きょうぷーは、開通した。