生徒の大半が「必修」世界史を履修していなかった高校

Posted on 24th 10 月 2006 by 番記者O in news - Tags: , , , , , , , ,

北日本新聞

高岡南高校(篠田伸雅校長、生徒五百五十五人)で昨年度、一部の二年生に必修科目の世界史の授業を行わず、代わりに日本史と地理の授業を受けさせていたことが二十三日、分かった。生徒から「受験に必要ない世界史の授業を日本史や地理に充ててほしい」と要望が出たためだが、必修科目が履修されない場合、卒業できない恐れがある。二十四日に県教委に経緯を報告し、生徒が卒業できるよう短期集中授業を行うなど今後の対応を検討する。

何故、世界史が学習指導要領上必修とされているか?ですね。

高岡南高校によると、現在の三年生が一年生だった昨年三月ごろ、生徒の間から「二年生では受験に必要な科目しか勉強したくない」という声が出始めたという。教職員で話し合った結果、必修の世界史の授業を世界史、日本史、地理の三教科に分け、生徒が選択する形にした。
現在の学習指導要領によると、二年生の地理歴史教科は世界史、日本史、地理の各ABに分かれている。文、理系を問わず、二年生は六科目の中から二科目を選ぶが、世界史はA、Bいずれかが必修となっている。世界史で大学受験する生徒は世界史Aと世界史Bを学習し、日本史の生徒は日本史と世界史、地理の生徒は地理と世界史を選択する。
現在の三年生は五クラス約二百人。二年生で世界史を選択した生徒は卒業に影響ないが、日本史と地理を選んだ生徒は必修単位を取得していないことになる。
同校では本年度から通常のカリキュラムに戻したが、篠田校長は「受験科目に時間を注ぎたいという生徒の気持ちを尊重したため、学習指導要領の基準を満たせない結果になった。卒業資格などについては県教委の判断を仰ぎたい」と話している。
県教委は「指導要領通りにカリキュラムを組み立てるのが大原則。冬休みなどに集中的に授業を行わなければならないだろう」としている。

何のための必修科目?
必修の意図は・・・?

まぁ、問題化した責任が誰にあるか、それは別として。

行き着くところが「受験」、というのが悲しい話です。

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