尼崎脱線事故 その後追い自殺の「事実」とは?

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昨年4月のJR福知山線脱線事故で亡くなった会社員芦原直樹さん(当時33歳)と13年間同居していた荒川由起さん(32)が、JR西日本の対応への憤りをつづった遺書を残して後追い自殺した問題で、JR西の山崎正夫社長は26日の定例会見で、「できうる範囲で精いっぱい対応してきたつもりだが、きわめて残念」としたうえで、「いろいろな形の報道がされているが、事実とは違う」と述べた。詳細については、遺族のプライバシーを理由に明らかにしなかった。

・・・え? 後追い自殺?
初見なので、以下経緯を辿ってみます・・・。


MSN毎日インタラクティブ(10月15日付)

福知山線脱線事故:犠牲者の同居女性、後追い自殺 大阪
15日午前5時10分ごろ、大阪市東淀川区西淡路1の駐車場で、隣接のマンションに住む無職の女性(32)が死んでいるのを捜していた母親が見つけた。自室に遺書などが残されており、府警東淀川署は飛び降り自殺とみている。女性は昨年4月のJR福知山線脱線事故で死亡したプレス工、芦原直樹さん(当時33歳)と事故までの12年間、一緒に暮らしていたという。日ごろから母親らに「彼氏を失い、生きる希望を失った」などと漏らし、部屋に残されたメモにも「なおちゃんに会いたい」などと書かれていた。
調べでは、女性はこの日午前3時ごろ、同区内に住む母親あてに「すぐに来てほしい」という内容の携帯メールを送信。母親らが駆け付けたが部屋にはおらず、通報で駆けつけた東淀川署員らと近所を捜していた母親が遺体を発見した。マンション11階通路から飛び降りたらしい。
女性は1人暮らし。部屋は、芦原さんと暮らしていた部屋で、親族らにあてた遺書3通とメモ1通が残されていた。このうち、B5判のリポート用紙のメモには、「なおちゃんに会いたい なおちゃんを返して」「もうたえられない」などと手書きで書かれていた。
女性はJR事故の遺族らでつくる「4・25ネットワーク」に参加していた。同ネットの世話人らによると、女性が19歳、芦原さんが21歳のころから同居。生活費は芦原さんが支えていた。JR西日本は事故直後の2カ月間は、生活費を払ったが、結婚届を出していないことを理由に一時止めたこともあり、女性は同社が妻として扱ってくれないことを悩んでいたという。

イザ!(10月17日付) ※ソース:あおのり世相をぼやくさん
〔2008年9月9日追記〕上記リンク先はこちらに変更。(追記ここまで)

「JRと戦って」自殺女性の遺書公開 通夜会場で
兵庫県尼崎市のJR脱線事故で同居していた芦原直樹さん=当時(33)=を亡くし、15日に飛び降り自殺した女性の通夜が16日、大阪市旭区内で営まれ、遺族は会場で弁護士を通じ遺書を報道関係者に公開した。参列したJR西日本幹部は「遺族対応を丁寧にやる必要がある」と話した。
女性は大阪市東淀川区、荒川由起さん(32)。15日午前、自宅マンションの11階から飛び降りて死亡した。自宅の机に母親らにあてた複数の遺書が残されていた。
遺族が公開した遺書は次の通り。(原文のまま)
「由起は悔しくて悔しくてたまりません。
なおちゃんの命を奪い 二人の未来を奪い 私から全てを奪ったJRが 憎くて憎くてたまりません。
こんな事があっていいの いいわけがない
虫けらのようになおちゃんを殺して 私の全てを奪った
その戦いに負けるわけにはいかない
由起を地獄につき落としたJRと戦って下さい」

JR西日本 社長定例会見

○安全性向上計画の進捗状況について
・ 本社と現場のコミュニケーション強化の取り組みについて
昨年の福知山線列車事故以降、本社と現場社員とのコミュニケーションの強化については、全力を挙げて取り組んでおり、最も力を入れている「安全ミーティング」は、これまでに約3,000回行ってきました。「安全ミーティング」などを通じ、現場から意見や要望が寄せられ、マニュアルの見直し、各種教育の充実など、できるものから順次実施し、
これまで約800件ほどの改善を行いました。具体的事例を3件ご紹介します。
まず1件目は、阪和線杉本町駅へのホーム柵の設置です。この駅では、快速列車などが通過する線路と普通列車が発着する線路が混在しておりました。社員からの声をふまえ、今年3月のダイヤ改正で、まず普通列車が発着する線路と快速列車などが通過する線路とを区分し、さらに今年8月には、上下線の通過線路側にホーム柵を設置し、より安全なホームとしました。
2件目は、信号機の増設です。JR神戸線の大久保駅の上り場内信号機については、乗務員から「対向列車により信号が見づらいことがある」との声があがりました。
これをふまえ、「中継信号機」を新たに設置し、信号の見通しをよくしました。
3件目は、レールを運搬する台車の整備です。ディーゼル車により台車を押して運転する際、台車の前方に監督者が乗り進路の安全を確認していますが、社員から「添乗設備がガタつき不安」「必要に応じ、監督者が自ら保守用車を止める手段が欲しい」などの声があがり、これを受け、添乗台を整備し、非常ブレーキ装置を新設しました。
このような事例をはじめ、社員の声を受け、大小さまざまな改善を実施しております。
・ コンピュータ支援教育(CAI)などの改良および拡充について
乗務員教育用のシミュレータの充実とともに、従来から運転区所に導入していたコンピュータ支援教育(CAI)の改良を行い、乗務員や駅運転係員の教育に活用しています。
乗務員では、車両故障や信号機故障などトラブルが発生した時、どう対応するかが極めて重要です。これまでは実際に車両を使って訓練を行っていたため時間と手間がかかりましたが、CAIを活用すれば手軽に訓練することができます。また、本人の取り扱い結果を記録し、回答例と比較することにより、弱点を把握することができるようになっています。
さらに、過去の重大事故も記録されており、これについてディスカッションなどを行うことにより、社員の安全意識、職場の安全風土の再構築に役立てていきます。
駅運転係員についても、出発信号機が故障した時の取り扱いなどについて訓練し、検証することができます。積極的に活用して知識・技能の向上を図っていきます。

○50歳以上の方を対象とした旅クラブ「Club DISCOVER WEST」について
50歳以上の方を対象とした旅クラブ「Club DISCOVER WEST」を12月1日より展開します。このクラブは、いわゆる「団塊の世代」の方々を対象としております。この方々が20歳代の頃、国鉄が「DISCOVER JAPAN」キャンペーンを展開しており、これを思い出して旅行に行っていただきたいと思います。50歳代の方は、当社エリアには約560万人いらっしゃいます。この世代の方は国内旅行への関心が高く、またパソコンを使える最初の世代でもあり、半数以上の方々がパソコンを活用されています。このクラブでは会員登録していただいた方々を対象に、ホームページとメールマガジンにより、旅の情報をお届けします。
お客様の志向を意識し、歴史・芸術・グルメなどに造詣の深い方々を意識した奥深い観光情報の提供や、会員限定のグレードの高い商品をご用意し、専用電話によりきっぷのご予約、お申し込みをスムーズに行っていただくサービスの提供を行います。
さらに、高級ホテル・高級旅館予約サイト「一休.com」と初めて提携するとともに、従来の日本旅行、JR旅連、JR西日本ホテルズの予約サイトとあわせ、幅広い宿泊商品をご紹介します。

○新幹線列車事故対応総合訓練の実施について
11月16日の深夜、山陽新幹線相生~岡山間の吉井川橋梁付近にて、「新幹線列車事故対応総合訓練」を実施します。訓練の参加者は、当社社員はじめ、警察、消防など合わせて約230名となる予定で、最近では9月に福岡で実施した訓練以来の大規模なものとなります。この訓練は、同区間を走行中のこだま号が地震により脱線したとの想定で、警察、消防と連携し、新幹線高架からお客様を救護するというものです。この訓練では、高架の多い新幹線でのお客様の救護をいかに迅速にできるか、既存のマニュアルでの対応で不備はないのか、在来線の社員も動員した対応ができるか、といったところを検証していきます。

冒頭部分を再掲。

昨年4月のJR福知山線脱線事故で亡くなった会社員芦原直樹さん(当時33歳)と13年間同居していた荒川由起さん(32)が、JR西日本の対応への憤りをつづった遺書を残して後追い自殺した問題で、JR西の山崎正夫社長は26日の定例会見で、「できうる範囲で精いっぱい対応してきたつもりだが、きわめて残念」としたうえで、「いろいろな形の報道がされているが、事実とは違う」と述べた。詳細については、遺族のプライバシーを理由に明らかにしなかった。

・・・では、「事実」は? 「事実」は、何を指すのでしょうか?

「後追い自殺」があった、という「事実」を今日になって知った私。
・・・「事実」は? 山崎社長の言う、「事実」とは?

いつものことながら、深めることが出来ません。浅いエントリーですみませぬ・・・。

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Author: 番記者O on 2006年10月27日
Category: news
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2 responses to “尼崎脱線事故 その後追い自殺の「事実」とは?”
  1. 奈菜 より:

    この前後の数日、やたらと殺人の多かった時期にまぎれてました。
    保身しか考えない人が多いですからね。相手を気の毒に考えるなら、こんなことはしていない。
    結果、騒ぎを大きくしてしまってあたふた。
    所詮他人事なんでしょう。
    他人の命と自分の命に違いはないことを、子供たちに教えていくべき大人達。友人に死ねと言える子供達。
    まともな人がいなくなる訳です。

  2. 番記者O より:

    命、って一体何なのでしょうね・・・?

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