四国新聞「『ボーイング747の操縦席に』難病の少年の夢実現」
これが、夢に見たキャプテンシート―。難病のデュサンヌ型筋ジストロフィーと闘う香川県高松市庵治町の村川充(しゅう)君(14)。7歳で初めて飛行機に乗って以来、パイロットになって、ジャンボジェット機の操縦席に座ることにあこがれてきた村川君の夢が25日、成田空港で実現した。
村川君は4歳の時、筋ジストロフィーと診断され、5歳で両親が本人に告知。小学6年生で日常的に車いすを使うようになったが、時々の目標を持って学校や家族との生活を積極的に楽しんできた。
そんな村川君の最大の夢が、ジャンボジェット機、特にお気に入りのボーイング747―400型機の操縦席に座ること。7歳で初めて乗った飛行機の魅力に取りつかれ、これまでに集めた飛行機の模型は実に400機。休みの日は1日、高松空港にいることもあるという熱中ぶりだ。
今回、その長年の夢をかなえたのは、難病と闘う子供たちの夢の実現をサポートするボランティア団体「メイク・ア・ウイッシュ オブ ジャパン」(本部・東京)。担当医師から団体の活動を聞いた村川君が1月に申し込み。要請を受けたノースウエスト航空が快諾し、意外な早さで夢の実現となった。
この日、同社のアメリカ人パイロット、バートン・パワーズさん(49)らとともに、ボーイング747―400型機のコックピットに乗り込んだ村川君は、機長席に座って操縦かんを握ったり、補助エンジンを始動させたりと、夢に見たシーンに大興奮。牽引車で20分間にわたって飛行機を動かしてもらうという一こまもあり、「本当に感動しました。頑張って勉強して飛行機に携わる職業に就きたい」と、笑顔を弾けさせた。
同行した父親の健司さん(44)は、「幼いころから少しずつ病気を理解させてきた。今日のことを忘れず、1日1日、目標を持って生きてほしい」と話していた。
筋ジストロフィーと聞くと、金田正一さんの逸話(江本孟紀さんの著書で初見)を思い出します。
我が身を活かしきれていない我に、やるせなさが・・・。

メイク ア ウィッシュ―病気と闘う君の夢かなえます
メイク ア ウィッシュ―病気と闘う君の夢かなえます