ETC割引開始に関する記事コレクション

2009年3月28日、全国規模での高速道路料金値下げ(ETC搭載車限定)が始まりました。
以下、北から南へ各地の関連記事を。
※長文につきご注意を(汗

〔追記〕(2010年1月5日14時記す)
以下、料金検索のサイトです。好きなサイトを選んで検索してください(汗
ドラぷら(NEXCO東日本)
高速日和(NEXCO中日本)
料金・経路検索(NEXCO西日本)
ETC割引の裏技で得する方法
(追記ここまで)

室蘭民報「西胆振地方のSA、ETC1000円で高速利用倍増」


土日祝日の高速道路の利用料金をETC(自動料金収受システム)搭載車に限って上限1000円とする特別割引が始まった28日、西胆振地方の高速道路も利用車両が倍増した。サービスエリアの売店、食堂は大にぎわいで、経済効果は上々のよう。室蘭署によると、大きな渋滞や事故は発生しなかった。
この日はNEXCO東日本高速道路道支社の広報業務が休みで、室蘭、登別室蘭両インターチェンジの発着車両数は不明だが、各サービスエリア(SA)によると、利用車両はおおむね普段の土曜の2倍にはなっているという。
道央自動車道の有珠山SA(伊達)の上り(函館方面行き)側も同様で、NEXCO東日本リテイル有珠山店では午前9時の開店と同時に大勢の利用客が来店した。
売店も食堂も利用増を見越して商品、食材を普段より多く用意したが、午後には一部を追加発注するほどの繁盛ぶり。「車の数、売店や食堂の売れ行きは通常の土曜の2倍にはなっています」と話す。
同店前で土日祝日に豚くしやホタテ焼きなどの露店を出しているレストランこだま(伊達)は「朝からひっきりなしにお客さんが来る。売れ行きは確実に普段の2倍以上ですね」とほくほく顔だ。
売店で買い物をした札幌市の男性会社役員(47)は、親子3人で八雲まで行く途中。「割引の初日だからぜひ利用してみようと思いまして。こんなに安くなったので、これから週末の道内旅行が増えそうですね」と歓迎している。
室蘭市中央町で商店を経営する男性(60)は「函館の妻の実家に行くところ。安くなってありがたい。普段、仕事で札幌に行くことが多いので、平日も安くしてもらいたいよ」と歓迎するととともに割引の全日拡大を望んでいた。


デーリー東北「ETCレーンに車の列」


地方圏の高速道路で二十八日、土日祝日の上限千円での乗り放題が一斉にスタートした。ネクスコ東日本東北支社によると、東北自動車道青森―浪岡インターチェンジ(IC)間の交通量(午前零時―午後三時)は、先々週(十四―十五日の同時刻平均)に比べ46%増加。松尾八幡平―西根IC間は80%増となり、青森、岩手両県で交通量が大幅に増えた。ただ、大型連休中のような混雑は見られなかった。
八戸自動車道の本線料金所では「午前中は普段の土曜日より通過車両が多いように感じたが、全体的にいつもと変わらなかった」(ネクスコ・トール東北八戸事業部)という。
安代ジャンクション(JCT)と盛岡ICのほぼ中間にある岩手山サービスエリア(SA)の上り線では、「青森」「八戸」のナンバープレートが目立った。
土産コーナーの男性従業員(50)は「お客さんは普段の三割増。この調子で四月末の大型連休を迎えたい」と期待を込めた。
青森県内では、青森市の三内丸山遺跡などで他県ナンバーの車が見られた。
八戸自動車道や東北自動車道では、両県警の高速警察隊がパトロールを行い、速度順守や安全運転を呼び掛けた。
料金所やSAには、自動料金収受システム(ETC)の専用レーンの通過時に減速を促す看板が設置された。システムのトラブルはなかった。
上限千円の乗り放題は、ETCを利用する乗用車と二輪車が対象で、期間は二〇一一年三月末までの二年間。大都市圏(首都、阪神高速と周辺の一部区間)などは対象外となっている。


岩手日報「県内観光地に活気 『高速1000円』スタート」


自動料金収受システム(ETC)利用車を対象とした土日祝日の高速道路料金大幅割引(上限1000円)がスタートした28日、県内の高速道は交通量がかなり増えたが、大きなトラブルや目立った渋滞はなかった。県内のサービスエリア(SA)や観光地は県外観光客でにぎわった。本格的な春の行楽シーズンに向け、関係者は観光客増加を期待する。
東日本高速道路東北支社によると、午前0時から午後3時までの東北自動車道西根-松尾八幡平インター(八幡平市)の交通量は1万1500台。14、15日(土日)の同時間帯平均に比べ80%増となった。
県警高速隊によると、盛岡南インターで出口から誤って進入しようとした車があったが、大きな事故やトラブルはなかった。
県内のSAは駐車場が満車になる所も。奥州市の前沢SA(上り線)で前沢牛のくし焼きなどを販売する三友の千葉誠一支配人は「通常の土日、祝日の倍の込み具合」と大わらわ。
宮城県の実家から青森市の自宅に帰る途中、岩手山SA(八幡平市)で休憩した主婦(中略)は「通常は6000円以上かかるので、1000円はうれしい。これから行き来がしやすくなる」と喜んでいた。
県内の観光地も、県外からの観光客が増加。春の行楽シーズンを控え、幸先良いスタートとなった。
午前4時に群馬県を出発、平泉町の中尊寺観光に夫婦で訪れた自営業(中略)は「金色堂を見たいと思っていた。通常は往復3万円ぐらいなので本当に安い」とにっこり。
近県からの家族連れでにぎわった藤沢町・岩手サファリパークの菅野伸夫支配人は「寒かったが、これから暖かくなり、さらにお客さんが増えてほしい」と期待を込める。


さきがけonTheWeb「秋田道の交通量33%増 高速料金値下げ初日」


自動料金収受システム(ETC)の利用を条件にした高速道路料金の値下げが28日、本県でも始まった。この日は協和インターチェンジ(IC)—河辺ジャンクション(JCT)の交通量が前年より約3割増しとなったが、渋滞発生など大きな混乱はなかった。
秋田自動車道の西仙北サービスエリアでは28日、県外の利用者に特産品をPRしようと、いぶりがっこなどの詰め合わせを土、日、祝日限定で1000円で販売。西村学店長(58)は「雪が降り天気が悪い中でも、通常より多くのお客さまに利用していただき、好調な滑り出しだ」と話していた。
東日本高速によると、値下げの始まった28日午前0時—午後3時までの協和IC—河辺JCTの交通量は6900台。昨年3月最終週の土日平均と比べ、33%増しとなった。


福島民報「『1000円高速』スタート 本宮-二本松IC間 通行量45%増」


高速道路通行料金の引き下げが28日から本格スタートし、地方圏の高速道路は土日祝日が上限1000円で乗り放題となった。
NEXCO東日本東北支社などによると、28日午後6時現在、東北、磐越、常磐の各自動車道ともに大きな渋滞はない。福島県内では28日午前零時から午後3時にかけ、東北道の本宮-二本松の両インターチェンジ(IC)間の通行量が前年比45%増の3万6300台で、東北6県で最多だった。
上限1000円の乗り放題は、自動料金収受システム(ETC)を利用する乗用車と二輪車が対象で、平成23年3月末までの約2年間実施する。


山梨日日新聞「1000円高速スタート 県内観光地」


「1000円で高速道路乗り放題」を売り文句に料金の大幅割引が28日始まり、山梨県内のサービスエリア(SA)や行楽地は、自動料金収受システム(ETC)を付けた車に乗った行楽客でにぎわった。この日に照準を合わせて訪れた人は多く、「お得でありがたい」と1000円乗り放題を歓迎。一方、予想された大型連休中のような混雑はなく、「肩すかしにあった気分」(富士河口湖町の土産店)との声も。観光関係者は「今後に期待したい」と口をそろえていた。
上野原市大野の中央自動車道下り線談合坂SA。この日は普段の休日より従業員を30人ほど増やして混雑に備えた。いつもは午前8時から同10時にかけて混雑するが、午前6時から込み始め、同8時には入り口付近で駐車場の空きを待つ車の列ができた。
ただ、1日を通しての込み具合は普段とあまり変わらず、渡辺隆之マネジャー(47)は「ゴールデンウイーク並みの混雑を予想したが、それほどではなかった」と感想。今後は利用状況をみながら対応を検討するという。
1000円乗り放題を利用した人からは喜びの声が上がった。談合坂SAを訪れ、家族で富士吉田市の富士急ハイランドに行くという群馬県高崎市の会社員(中略)は「この日を狙って計画を立てた。2人の子どもの養育費がかさんでいるので、ありがたい」と歓迎。「2年間の期限付きだが、ずっと続けてほしい」と注文も付けた。
北杜市高根町清里の清泉寮を家族で訪れた神奈川県横浜市の主婦(中略)は「いつも高速料金だけで2000円以上かかっていたので、すごく得した気分。家計にも優しい」とほくほく顔。
一方、交通量は高速道路各社が予想した大型連休並みとはならなかった。幼稚園に通う子どもが2人いる甲府市里吉2丁目の自営業男性(29)はこの週末、自宅で過ごす。「景気が悪く、給料が下がって金欠状態。1000円乗り放題といっても燃料費や食費はかかるので遠出はできない。同じ考えの人は多いはず」と話した。
観光地サイドは、大きな割引効果は感じられなかった様子。富士河口湖町の土産店経営者(48)は「人出は例年の春休みと同じ程度」と不満顔。北杜市小淵沢町の八ケ岳リゾートアウトレットは「入場者は若干増だが、暖かくなればもっと増えるはず。ゴールデンウイーク以降が勝負」(担当者)とした。観光関係者の間では新年度となり、春の観光シーズンが本格化すれば人出は増えるとの見方が強い中、「地方ならどこでも上限1000円で行けるので、首都圏からは山梨を通過して遠方に出向く人も多くなるのではないか」(河口湖温泉旅館組合幹部)と警戒する声も聞かれた。


信濃毎日新聞「高速1000円乗り放題、入り込みはやや低調 」


大都市圏を除く高速道路で、自動料金収受システム(ETC)を利用する乗用車などに限って上限1000円で乗り放題となった28日、マイカーで県内を訪れた観光客らは交通費の大幅減に笑顔を見せた。ただ、県内は春の観光シーズンにはまだ早く、全体の入り込みはやや低調。不況に苦しむ中、値下げ効果を期待した観光関係者らは当てが外れたようだ。思い切った割引に注目が集まる一方、高速道路会社の減収分を税金で穴埋めすることが良いことなのか、疑問の声も聞かれた。
年間約850万人が訪れる北佐久郡軽井沢町のアウトレットモール「軽井沢プリンスショッピングプラザ」。客の出足は通常より1時間ほど早く、3600台余収用の駐車場には滋賀や広島といった遠方のナンバーも並んだ。
「バーゲンとも重なったせいか、昨年同時期の土曜に比べて来店客は約1・5倍」と同モール。富山市から3時間かけて訪れた公務員(中略)は「通常なら5500円くらいの高速代が1000円。せっかくだから行ってみようと思った」といい、母親と夕方まで買い物を楽しんだ。
下高井郡山ノ内町の志賀高原。スキーに来た東京都足立区の会社員(中略)は午前1時ごろ、上信越道信州中野インターを出る際に「1000円」の料金表示に驚いた。「半信半疑だったので」。通常より4000円余安くなったといい、「移動はいつも車なのでありがたい」。
北安曇郡白馬村の白馬五竜スキー場では、愛知県蒲郡市から日帰りで来た会社員(中略)が「浮いたお金で宿泊も考えられる」。割引の恩恵をどう生かすか、知恵をめぐらせた。安曇野市の国営アルプスあずみの公園を訪れた名古屋市の主婦(中略)は「大満足」としながら、多くの車が押し寄せる様子に「電車やバスから車に変える人も多くなり、環境に悪影響を与えるかも」と複雑さものぞかせた。
主な区間を選んで実施した東日本高速道路(東京)などの調査によると、同日午前零時-午後3時に上信越道松井田妙義-碓氷軽井沢間の上下線を通過した車は、前々週(今月14、15日)の平均に比べ68%、昨年3月29、30日の平均に比べ33%、それぞれ増加。中央道小淵沢-諏訪南間は、前々週を78%、昨年を35%上回った。
ただ、多くの県内観光地は値下げ効果を実感できないまま終わった様子。志賀高原や白馬も例年同時期とさほど変わらない入り込みだった。
長野市戸隠のそば店のおかみ(中略)も「善光寺の御開帳もこれから。それまで控えているのかな」と期待外れの表情。別のそば店経営山口輝文さん(52)は「平日も利用できる仕組みの方がありがたい」。土日に客が集中すると人手は平日の倍必要で、平日は人員過剰になると打ち明けた。
また、中央道下り線諏訪湖SAの駐車場は昼近くには埋まったが、「予想より少なめ」とSA支配人の瀧川輝夫さん。「初日なので様子見の客が多いのかも」と話した。
目立った混雑がなかったことについて、東日本高速道路は「割引に関する報道で渋滞を予想した人が、28日未明に移動するなど、交通量が分散したのではないか」とみている。


新潟日報「県内SA、GW並み車車車…」


自動料金収受システム(ETC)利用者を対象にした高速道路料金の大幅値下げで、初日の28日から交通量が3-4割増えた県内。日本海を望む柏崎市の北陸道上り線の米山サービスエリアでは、県内外から多くの観光客らが訪れ、駐車台数は通常の休日の倍を数えた。売店は「大型連休並みの入り込み」と歓迎し、利用客は「距離を気にせず遠出できる」と口をそろえた。
東日本高速道路新潟支社によると、同日午前零時から午後4時までの北陸道新潟西-巻潟東IC間の交通量は上下線を合わせ約2万9000台。2週間前の土曜(14日)に比べ約6000台の増加。群馬県境の湯沢-水上IC間では4割以上増えた。
高速道路3社が全国の主要32区間を調査したところ、同日午前零時から午後3時までの全車種の交通量は前年同時期に比べて、岐阜県内の東海環状道と香川県内の高松道が52%、岡山県内の岡山道が49%、福島県内の磐越道が48%増えた。少ないところでも10%前後の伸びがあった。
全国的に利用者が増えたが、料金システムのトラブルや、大型連休中のような目立った渋滞はなかった。


北國新聞「県内の観光地、SAにぎわう 高速1000円乗り放題 今後の誘客効果に期待」


千円で高速道路乗り放題が始まった二十八日、石川県内の観光地やサービスエリア(SA)も普段の週末を上回る人出でにぎわい、関係者は今後の誘客効果に期待を寄せた。
兼六園の入場者数は七千八百四十五人で、前年同時期比で約二割増し。金沢市内の観光地周辺駐車場は県外ナンバー車が目立った。
静岡県沼津市から親族十一人で兼六園を訪れた会社員(中略)は「週末旅行がしやすくなる」と声を弾ませ、夫婦で日帰り観光を楽しむ岐阜県美濃市の会社員(中略)は「高速代が安くなった分、財布のひもは緩みそう」と笑顔で話した。
白山市の北陸自動車道徳光パーキングエリア(PA)は京都、滋賀ナンバーなどの車で埋まり、駐車場整理員四人が誘導に追われた。売店の担当者は「普段の土曜より利用客が二、三割多い。仕入れを増やして良かった」と話し、同PAで十八日にオープンした県内高速道路で第一号のコンビニの担当者は「二十四時間営業なので夜の来店が楽しみ」とそろばんをはじいた。
加賀市の尼御前SAの利用客は上下線で二-五割増となった。能美市の松井秀喜ベースボールミュージアムは七割増しの来館者でにぎわい、小松市の那谷寺も前年同時期に比べ二倍の約六百人が訪れた。
一方、割引対象が限定的なことに首をかしげる人もいた。金沢市を訪れた浜松市の建設業男性(65)は「土日が休みの人ばかりじゃない。不公平感がある」と指摘し、富山市の会社員男性(43)は「ETC車載器を取り付けていないドライバーが気の毒」と話した。
中日本高速道路金沢支社によると、二十八日午前零時から午後三時までの北陸自動車道金沢東―森本IC間の交通量は約一万九千五百台で前年同時期比で約28%増となった。交通量は昨年の大型連休よりやや少ない程度で、石川県警高速隊によると、高速道路上での事故などは発生していない。


福井新聞「北陸道交通量24%増 渋滞なく静かな出足 高速割引」


地方圏の高速道路で自動料金収受システム(ETC)利用者を対象にした土日・祝日の「上限1000円で乗り放題」が始まった28日、福井県内の北陸自動車道は交通量が前年同時期に比べて24%増となり、サービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)も行楽客でにぎわった。渋滞や目立った混雑はなく比較的静かなスタート。利用者からは「安くなってお得。車で遠出する機会が増える」などと割引制度を歓迎する声が多く聞かれた。
中日本高速道路金沢支社によると、福井インターチェンジ(IC)―鯖江ICの上下線合わせた全車種交通量(同日午前0時―午後3時)は2万3200台で、前年より4500台、前々週より9600台増えた。同支社は「前年より交通量が増えたのはETC割引の影響があるだろうが、今後詳しく分析したい」としている。
下り線の北鯖江PA「オレボステーション北鯖江」では、繁忙時間帯に従業員を普段の休日より3人増やしたり、商品の入荷を多めにして混雑に備えた。川越義和店長は「思ったほどの混雑はなく、先週の3連休に比べると客足は少ない感じ。“ETC効果”は今後に期待したい」と話した。
南条SAの駐車場は普段の休日に比べて多く埋まり、ガソリンスタンドの客入りは前年に比べて2割増。レストランは1時間早めて午前6時から開店したが、売り上げは前年並みだった。
利用者は歓迎ムード。北鯖江PAでは、家族や友人計15人で愛知県から永平寺へ向かう(中略)が「マイクロバスをチャーターするつもりだったが、ETC割引が決まったので乗用車2台に変更した」と笑顔。南条SAでは、東尋坊から帰宅途中の京都府内の30代男性が「うれしい限り。福井県には海水浴などで度々訪れているが、これからはもっと足を延ばしやすくなる」と喜んでいた。
一方、トラックは「1000円乗り放題」の対象外。名古屋市から福井市へ建材を運搬中、PAで休憩していた運転手(64)は「トラック業界は価格競争が激しく、荷主に運賃の一部をサービスしている。ETC割引が経済対策というのなら、トラックも含めた方が効果的だと思う」と話した。
この日、東尋坊や永平寺など県内各地の観光スポットも目立った混雑はなかった。東尋坊では前年に比べ県外ナンバーの乗用車が2―5割増し。永平寺でも「神戸」や「和歌山」「川崎」など県外ナンバーが多く見られたが、観光客数は普段の休日並みという。
永平寺門前の土産物店の女性従業員(60)は「年々観光客が少なくなっている。ETC割引をきっかけに、にぎわいが生まれれば」と話していた。


神戸新聞「山陽道は26%増 高速道大幅値下げ」


地方圏の高速道路で土日祝日(休日)の通行料金を「上限1000円」とする大幅値下げが全国規模で本格的に始まった28日、兵庫県内では山陽自動車道の交通量が前年同期比26%増、中国自動車道でも同13%増と、値下げの効果が表れた。全国的にも5割以上増えた路線があるなど利用は伸びたが、料金システムのトラブルや大型連休中のような混雑はなかった。
西日本高速道路会社によると、同日午前0時-午後3時の交通量は、山陽道の山陽姫路西-龍野(上下計)で3万6200台、中国道の宝塚-西宮山口(同)が8万700台だった。
早朝に混雑した路線も昼前には落ち着いたが、夕方には中国道上り宝塚西トンネル付近で8キロ渋滞した。
20日から値下げを先行実施している神戸淡路鳴門自動車道の同時間帯の交通量(大鳴門橋)は2万2700台で、前年同期比57%増(本州四国連絡高速道路会社調べ)。利用客は値下げ対象外の阪神高速神戸線にも流れたとみられ、28日夕、上りが13キロ渋滞した。
割引は、自動料金収受システム(ETC)搭載車が対象。


日本海新聞「値下げ歓迎、鳥取の観光地へ 高速道割引スタート」


自動料金収受システム(ETC)車載器を搭載した乗用車やオートバイが、土・日、祝日に地方高速道路を上限千円で通行できるようになった二十八日、割引を利用した観光客が鳥取県内を訪れた。伯耆町の米子道大山パーキングや鳥取市の「道の駅かわはら」では、観光客からは値下げを歓迎する声がある一方で、渋滞や品薄で車載器が手に入らないことへの不満も聞かれた。
西日本高速道路中国支社によると、地方高速道路の割引は、二十八日午前零時にスタート。米子道の通行量は同日午後五時現在で約八千四百台。先々週の土曜日(十四日)と比較して83%、前年同期と比べ47%増えた。米子料金所では、カードの差し忘れでバーが上がらないなどのトラブルはあったが、乗用車は比較的スムーズに流れていた。
岡山県真庭市のヒルゼン高原センター・ジョイフルパークでは、四国や山陽からの客が増えたといい「これも高速の値下げ効果では」と期待する。
「一泊二日で鳥取砂丘などを観光し、米子から高速道で帰る予定。料金が安くなって良かった。これを機会にいろんな所に遊びに行ける」と、「道の駅かわはら」を訪れた兵庫県西宮市の主婦(中略)。高知県の親類と家族で観光に訪れた神戸市垂水区の会社員(中略)も「何度か鳥取に遊びに来たが、高速料金の引き下げでお金が浮いたので、今回は日帰りではなく一泊する。気分的にも経済的にもお得感がある」と満足気だった。
大山パーキングでも山口県岩国市の会社員(中略)が「境港市の水木しげるロードに行く。料金体系が複雑なのが少し気になるが、割引の分、土産にお金が使える」と喜んでいた。
一方、現金払いで米子道を通行した大阪府高槻市の会社員(中略)は「車載器を購入しようとしたが、四月末までは入荷できないと言われた。大阪に帰るのに通行料は六千円ぐらい掛かる」と不満そう。鳥取市の親類を見舞いに来たという大阪市淀川区の自営業の男性(65)は「中国自動車道を走ったが、いつもより混雑していた。高速料金が安くなったのはいいが、渋滞はちょっと困る」と複雑な表情だった。


山陽新聞「山陽道吉備SAに県外ナンバー次々」


地方圏の高速道路で28日、土日祝日の上限1000円での乗り放題がスタートした。東京や名古屋、大阪周辺などの一部区間では渋滞が発生し、サービスエリア(SA)も多くの行楽客でにぎわった。
東名高速の海老名SA(神奈川)では、午前7時すぎから500台以上が入る駐車場が込み始め、9時ごろにはほぼ満車に。レストランも座席の8割近くが埋まった。
岡山市今岡の山陽自動車道下り吉備SAも、兵庫や大阪など関西方面や以東のナンバーの車が次々と立ち寄り。家族5人で愛知県豊田市から四国に旅行中の会社員(中略)は「安くどこまででも行けるのですごく便利。これからも各地を旅行したい」と笑顔をみせた。
同SAの管理会社「西日本高速道路サービス・ホールディングス岡山支店」によると、客の入りは午前9時半現在、通常の土日の2―3割増。ゴールデンウイークなど繁忙期並みのスタッフでサービス提供にあたり、混雑を予想して警備員4人も配置した。「お客さまにご迷惑をかけないよう万全の状態でお迎えしたい」と同支店。


四国新聞「1000円高速、出だし静か/高松道 前年の1.4倍」


地方圏の高速道路が休日(土日祝日)に上限1000円で乗り放題となる割引が28日から全国で始まった。高松自動車道の午前0時―午後3時の全車種の交通量は前年の約1.4倍と大幅に増加し、香川県内の観光地も普段の週末よりにぎわいをみせた。ただ、渋滞の発生や大きな混雑はなく、静かな滑り出しとなった。
乗り放題はETC(自動料金収受システム)を利用する乗用車と二輪車限定。西日本高速道路四国支社によると、高松道の全車種の交通量は善通寺―三豊鳥坂間が前年比35・6%増、板野―引田間が42・0%増で、小型車(乗用車と二輪車)はそれぞれ49・0%、50・0%の増加だった。豊浜サービスエリア(下り線)は「普段の土曜日の3割増の利用」といい、土産物店や飲食店に応援の要員を置いた。
四国4県の合計では3割程度の増加で、四国支社は「思ったよりも利用が少なかった」としている。
先行して20日から割引が始まった瀬戸大橋では、28日(午前零時―午後3時)の交通量が、20―22日の平均の約1・2倍に増加した。周辺の一般高速道路も1000円乗り放題になったため、より広域から橋の利用者が流入してきた効果とみられる。
香川県内の観光地は、ニューレオマワールド(香川県丸亀市綾歌町)の来園者数が通常の週末より1―2割増加し、園内のおもちゃ王国はアトラクションに数十分の待ち時間が出ていた。運営会社は「瀬戸大橋の料金値下げもあるため、商圏が中国、近畿地方まで広がった」と大幅割引を歓迎した。
ゴールドタワー(宇多津町)では、来場者が通常の土日よりも1、2割増加。駐車場は県外の車両が6割を占め、従来から多かった四国他県や岡山に加えて、広島や姫路などのナンバーが多く見られた。栗林公園の「掬月亭」では、大勢の県外客が抹茶を楽しんだ。愛知県一宮市から家族5人で来園した会社員(中略)は「高校生の修学旅行以来。素晴らしい風景で昔の思い出にも浸れた。割引期間にまた来たい」と笑顔で話していた。


徳島新聞「徳島道 1・46倍増 高速1000円、県外ナンバー目立つ」


地方圏の高速道路で土日祝日の上限千円での乗り放題が全国一斉に始まった二十八日、徳島自動車道などでは交通量が普段より増え、県外ナンバーの車が目立った。
西日本高速道路四国支社によると、同日午前零時から午後三時までの交通量(普通車以下)は、徳島道の土成インターチェンジ(IC)-脇町IC間で七千六百台と、本州四国連絡橋で割引が始まる前の前々週比で一・四六倍だった。高松自動車道の板野IC-引田IC間は一万四千二百台で、前々週比で一・七五倍だった。
一方、春休み期間中という同条件の前年比では、徳島道の同区間が一・一三倍、高松道の同区間は一・四二倍だった。
四国支社の広報担当者は「本四連絡橋の割引が始まった先週末の三連休と比べると、やや落ち着いたスタートになった」とみている。
割引は自動料金収受システム(ETC)の乗用車と二輪車が対象で、二〇一一年三月末まで約二年間実施する予定。


長崎新聞「交通量26%増 ETC値下げで県内高速道」


高速道路で休日の上限千円の乗り放題が始まった二十八日、県内でも、対象となるETC(自動料金収受システム)利用車が交通量を押し上げた。目立った渋滞などはなかった。
西日本高速道路長崎管理事務所によると、長崎自動車道の長崎芒塚インターチェンジ(IC)-長崎ICの上下線交通量を前年同月の最終土曜と比較すると26・6%増(午前零時-午後三時)となった。同事務所は「料金システムのトラブルはなかった」とひと安心の様子。長崎多良見料金所の嘉藤憲志所長も「普段よりやや多い程度で順調に流れている」と話した。
東彼東彼杵町の長崎自動車道大村湾パーキングエリアの売店では、土産物を通常の二倍近く準備し、従業員も増員。担当者は「普段の週末より少し多いくらい。予想したほどの混雑ではない。まだ様子見なのでは」と感想を話した。
長崎自動車道と直結する有料道路の長崎バイパスと西九州自動車道ではシステム調整の遅れから当面、料金は上限千円ではなく最大割引が適用されている。
一方、他の交通機関には今のところ大きな影響はないもよう。高速バス六路線を運行する県交通局は、乗客の予約状況に変化はないとした上で「今後お客さまの流れを見て、対抗策を考えたい」と話していた。




HTBなど行楽地に県外客 料金値下げに歓迎の声
県内の観光地では二十八日、ETC(自動料金収受システム)割引を利用した県外観光客の姿が目立ち、料金値下げに歓迎の声が相次いだ。
佐世保市のハウステンボス(HTB)は、宿泊者用駐車場には県外ナンバーの車が並び、春休みを楽しむ家族連れらでにぎわった。広報室は「マイカー来場者の目立った増加はなかったが、ゴールデンウイークや夏休みには効果が出るのでは」。家族らと訪れた福岡市の(中略)は「片道三千円の高速料金が千円。今日を選んで遊びにきた」と笑顔を見せた。
佐世保市船越町の市亜熱帯動植物園は入園者のETC利用状況などを調査。江頭光則園長は「通常は市内と市外が半々だが、今日は市外が全体の65%。特に福岡からが多かった」と話した。
長崎市のグラバー園に来た広島市の(中略)は「これから高速道路を利用した旅行が増えそう」。大分市から長崎観光に訪れた佐藤光吉さん(57)は「千円では県外に行くのはまず無理。長崎まで来られてよかった」。山口県萩市から平和公園を訪ねた(中略)は「高速料金が浮いた分、おいしい食事の費用に回したい」と話した。
県や県観光連盟などは同日、長崎自動車道の金立サービスエリア(佐賀市)などに観光宣伝隊を派遣。県内六十八施設が実施するETC割引の往復料金二千円分を施設利用者に還元する特典などをPRした。


大分合同新聞「頼むぞ乗り放題特需 観光浮揚に業界期待」


自動料金収受システム(ETC)利用車限定で、地方圏の高速道路で土日祝日の上限千円“乗り放題”がスタートした二十八日、県内の各インターチェンジ(IC)では渋滞などの混乱はなかったが、観光地ではこの日に合わせて行楽日程を組んだという県外客らもおり、旅館ホテル業界の関係者は今後の観光浮揚に期待する。“強敵”の出現に対抗策を打ち出す交通会社も出てきた。
西日本高速道路大分管理事務所によると、二十八日午前零時から午後三時までの間、大分自動車道・湯布院―九重IC間を通過した車両は約一万四千台。前年同期の土日平均と比べて約四割多かった。
県内の観光地はにぎわうところもあれば、普段通りのところも。由布市の湯布院IC前にある「道の駅ゆふいん」では、高速道路を降りた県外ナンバーの乗用車がひっきりなしに立ち寄った。夫婦で旅行中の鳥取県米子市の無職(中略)は、割引の開始日に帰りの日程を合わせた。「何だか得した気分。旅行のいい締めくくりになった」
九重町の九重“夢”大吊橋では、観光客数は普段の休日と変わりはなかった。広島県福山市から夫婦で訪れた(中略)は「渋滞すると思って早朝に出発したが、思ったよりスムーズでした」。
一方、観光業界は「乗り放題」の効果に期待を寄せる。別府市旅館ホテル組合連合会は「景気後退の影響を受け、平日の宿泊者は落ち込み気味。『旅行をしよう』と背中を押してくれるのでは」。
交通機関のサービス競争にも拍車が掛かりそう。ダイヤモンドフェリー(大分市)は対抗策として、四月一日から「大分―神戸」などの区間で、乗用車(長さ規定あり)を伴う利用者を対象に、往復券の復路を週末や祝日に使えば七割引きにするサービスを始める。「ほかの割引商品も検討している」(同社)と迎え撃つ構えだ。


宮崎日日新聞「高速“休日1000円”がスタート」


地方圏の高速道路で28日、自動料金収受システム(ETC)を利用する乗用車などを対象にした土日祝日の上限1000円での乗り放題がスタートした。県内の路線でも前年に比べて交通量が2割ほど増え、サービスエリア(SA)も多くの家族連れや観光客らでにぎわった。
NEXCO西日本九州支社によると、乗り放題がスタートした同日午前零時から午後3時までに、宮崎自動車道宮崎―清武間を通行した全車種の台数は6895台。前年の同時期の週末に比べ18・3%増だった。料金システムのトラブルや目立った渋滞はなかった。
小林市細野の霧島SAでは、上り下り線の各店舗には午前中から普段の週末の2倍以上の客が訪れ、駐車場は県内外のナンバーの乗用車で埋まった。このため、例年はゴールデンウイーク期間中に設置する休憩用テントを急きょ準備したほか、店員を増やすなどして対応した。


南日本新聞「ETC割引初日 鹿児島県内上り、下りとも利用客続々」


土日祝日の地方圏の高速道路料金が上限1000円(片道)となる特別割引が28日、鹿児島県内でも始まった。自動料金収受システム(ETC)装着の乗用車、二輪車が対象。上りのサービスエリアは、県外へ向かう家族連れらでにぎわい、下りのサービスエリアは、県外ナンバーの観光客らで混雑した。
ネクスコ西日本鹿児島管理事務所は午後2時現在、「通行量はいつもの休日より少し多い程度」としており、インターチェンジのETC専用レーンでの混乱はないという。
姶良町の桜島サービスエリアの案内コーナーには、ETC割引や対象区間などを尋ねる人が次々と訪れた。


〔参考〕日本海新聞「『流しびな』に8500人」


江戸時代から続く伝統行事「流しびな」が鳥取市用瀬町用瀬の千代川ふれあいの水辺であった。会場は過去最高となる約8500人の観光客らでにぎわい、晴れ着姿の女児がさん俵に載せた夫婦びなを川に流して無病息災を祈った。


ちなみに、未だにETC導入予定の無い私は、流行の最後尾からも取り残されているらしいです(汗

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Author: 番記者O on 2009年3月30日
Category: news
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