南大門の残骸 廃棄物処理場へ
文化財庁とソウル市、中区庁など行政当局が崇礼門(南大門)の火災現場の残がいを撤去する過程で、伝統文様が刻まれた屋根瓦など保存価値の高い残がいを廃棄物処理場にまとめて捨てていたことが14日、明らかになった。
同日午前10時ごろ、ソウル市恩平区水色洞のある廃棄物処理場で、コンクリートや割れた瓶などの中から、伝統文様が描かれた屋根瓦などの残がいが見つかった。廃棄物処理場の関係者は「昨日、崇礼門の現場から入ってきた廃棄物の中に混じっていた残がいだ」と説明している。
現在、崇礼門の火災現場には、文化財庁の事務官二人と文化財委員一人の計3人が保存価値のある残がいを識別し、分類する作業を行っている。作業員の一人であるユン・ホンロ文化財委員(69)は「今は識別作業の最中で、(保存価値のある)残がいが外部に流出しているなど思いもよらなかった」と話している。
これに対し、文化財庁建築文化財科のキム・サング課長は「現場の対策本部と(廃棄物処理業者の)職員が急いで収集作業を行った過程で、保存しなければならない屋根瓦や木材の一部が残がいに混じって捨てられたようだ。ひとまず残がいの搬出を中断し、15日に文化財委員会の建築文化財分科会議を開き、今後の対策について話し合っていく予定」と話した。
「急がば回れ」とは、このことか?
崇礼門(南大門)の残骸20トンを廃棄場に送ったのはいつか。文化財庁は「中区が廃棄物のように放置していた」と主張し、中区は「自分たちはまったく手もつけられなかった」として文化財庁の責任と主張している。
15日に文化財庁が明らかにした内容によると、崇礼門の残骸の中で伝統紋様が刻まれた瓦など、保存価値のある一部の残骸の中で廃棄物処理場へと送られた分量は20トンに達することがわかった。これに対する非難の世論が巻き起こると、文化財庁は文化財委員会を招集し、「別の保管場所を準備するまでは一切搬出しない」と発表した。しかし文化財庁とソウル市中区は今も責任のなすりつけ合いばかりに熱中しており、崇礼門残骸の廃棄物処理についての責任は相手側にあると主張し合っている
◆自分たちは捨てなかった
崇礼門火災現場での残骸処理は、最初に消防当局が整理のための作業を開始し、分類作業は文化財庁が担当、運搬はソウル市が管轄する廃棄物業者が、幕を張って現場を管理する業務は中区が担当した。
文化財庁関係者は15日、「(廃棄物処理業者が)残骸を捨てるよう放置した責任は中区にある」と主張した。これに対して中区の関係者は、「普段から文化財である瓦の一つを交換するとか、警備システムを設置するとかいったちょっとした作業にも、細かく公文を送らなければならないほどなのに、われわれが自分から勝手に作業できるわけがない。今回の事は文化財庁の責任だ」と反論した。今月11日に掘削機で残骸を無神経に取り扱ったという非難を受けている消防当局の関係者も、「文化財の管理はわれわれとは関係がない。今回の問題は文化財庁に関係していることだ」と強弁した。
結局は文化財庁の監督が行き届かなかった間に、しっかりと仕分けが行われなかった残骸が外部へと持ち出されたのであり、崇礼門の管理責任のある中区は幕を張っただけで、その中で何が起こっているかについては特別な関心をはらわなかったことになる。
しかし「国宝第1号」の残骸をたやすく廃棄しようとしても、誰も責任を取ろうとしない姿に対する非難は根強い。韓国文化遺産政策研究所のファン・ピョンウ所長は、「それぞれの機関がお互いの責任をなすりつけ合うということ自体が、一貫した行政システムの不在を示している」と指摘した。
◆今になって「詳しく調べてから分類」
文化財庁の文化財委員会はこの日建築文化財分科会議を開き、現場の残骸を別の場所に移して保存し、幕の撤去と一般人の工事見学を許可することなどを決定した。
弘益大学教授で建築文化財分科の朴彦坤(パク・オンゴン)委員長は、「崇礼門の破損した資材は、二次崩壊や現場の安全に備えて適切な場所が決まるまでは、一切持ち出さない」「今後の詳しい調査結果を元に、一つ一つの残骸について再利用・保存・廃棄と区分して処理する」と説明した。
文化財庁は、「今月13日に外部へと持ち出された残骸の量は2.5トンでトラック8台分だ。ほとんどは土や瓦の破片で、1960年代に補修が行われた際に用いられたものだ。歴史的に見て保存の価値があるものではない」と述べた。しかし専門家たちは、「21世紀の大韓民国の現状を示すという点で、火災に遭ったすべての残骸は歴史的に保存の価値がある」という意見も提示している。
朴彦坤委員長は、「幕を張るのは安全のための臨時の措置なので、仮設の作業拠点を設置すれば幕も撤去し、開放型の低い柵を設置したい」と今後の方向性について説明した。一般人が現場で復旧作業を見ることができるよう、一定の範囲内で公開するとも表明した。文化財庁はこの日、崇礼門復元に向けた復旧諮問委員会を構成することを決め、朴彦坤氏に同委員会の委員長を委嘱した。
後手後手・・・。
現場って…なんだろう…?
コメント by BlogPetのぷー — 2008 年 2 月 17 日 @ 11:43 AM
なんだろう・・・。
コメント by 番記者O — 2008 年 2 月 18 日 @ 12:21 PM