踊り子のほとばしる熱気は見物客にも飛び火する。阿波踊り三日目の十四日も大勢の観光客らが「にわか連」の輪に加わり、心ゆくまで「天水」気分を味わった。今夏は、踊りの街のあちこちで突発的に始まる「街角にわか」の試みも。にわかの連鎖が街中に広がり、踊る阿呆(あほう)も見る阿呆も巻き込んだ踊り天国は、ぞめきのリズム一色に染まった。
「さあ、みんなうちわを持って踊るでよ」。両国橋北詰めで「よあかし連」の輪踊りを見物していた人垣に突然、特製うちわが配られた。激しい太鼓と鉦(かね)の音が鳴り響き、見物客は「にわか天水」に早変わり。踊り子と並んで「ヤットサー」の乱舞を楽しんだ平石敏章さん(19)=阿南市那賀川町苅屋、会社員=は「阿波踊りは十年ぶり。いきなり踊れと言われてびっくりしたけど、えっとぶりに興奮した」と笑顔を見せた。
「街角にわか」のキャッチコピーは、ずばり「えっとぶり」。県内のデザイナーらでつくる「扇(あお)ぐ阿呆の会」が、県民に阿波踊りの魅力を再発見してもらおうと、うちわを持ったらすぐ踊る企画を考えついた。
県外客にも好評で、昨夏に続いてやって来た高松明美さん(34)=大阪市阿倍野区、主婦=は「去年、にわか連に参加して、長男は大はしゃぎ。今年は街角で踊れて楽しかった」と喜んでいた。
五万個の発光ダイオードで飾られた幸町の「光の踊りロード」でも毎日二回、にわか連が組まれている。今年は東新町商店街の活性化を目指して昼間のにわか連も初登場。十三日に続き、十五日も予定している。
多様化が進むにわか連だが、元祖にわかも健在。東新町商店街入り口と市役所前広場の集合場所には「見ているだけでは我慢できない」と、今年もあふれんばかりの観光客らが詰め掛けた。
初めてにわか連で踊った藤本理恵さん(27)=兵庫県明石市、会社員=は「全国的に体験型観光がブームですが、阿波踊りはその代表格。徳島の人と他県の人が一つになって楽しめるなんて素晴らしい」と満面の笑み。家族十人で踊った正木昌夫さん(68)=神戸市北区、自営業=も「やはり、見るよりも踊る方が楽しい。孫も喜んでくれたし、来年もぜひ踊りたい」と額の汗をぬぐった。
いえ、単純に「体験型」と分類するのは如何なものかと。
演舞場と演舞場の合間、街角で踊る連には
・見て楽しんでもらいたい連
・盛り上がってきたら見ているひとに参加を呼びかける連
・最初から見ているひとに参加を呼びかける連
といった具合に、いろいろなタイプがあると思うのです。
ここ数年、見境なく乱入するひと・見境なく連員の写真を撮る(=踊りの流れを妨げる)ひとが増えたような気がします。
参加してもいいかどうか、テンションが高まっていたとしてもそのあたりを判断する必要が、あると思うのです。
ただそれはルール化されるべき話ではなく、暗黙の了解であるべきではないでしょうか?
変なルールのある阿波踊りなんて、堅苦しいし盛り下がるし、いいこと無しになってしまいますので。
とかなんとか記してみたりして。
私ですか? ・・・えーと(汗
